【星の王子様が教えてくれる】自分なんて特別じゃないって思うときに考えること
ゆうちゃんです。今日はなんだか
何をしても面白くない気持ちです。
なんだか生きていても楽しくないなぁ
とは、こういう日に思います。
喜びを感じない日々に何の意味があるか、と
何でそう思ってしまうんですかね?
ゆうちゃんは思い当たることがあります。
「生きていても意味がない」
って思っちゃうのって
自分が特別なことなんて
何もない普通のやつだ
って思っちゃうからじゃないかな。
特に優れているところもなく
アニメの主人公みたいに
自分だけに課せられた使命もなく、
生まれ持った特殊能力もない。
つまり、自分は
いたって普通のやつで 自分の代わりなんて
誰でもいると知ってしまったとき
人は「生きていても仕方ない」と
思うのではないかなと思います。
自分は世界の一部に変わりはないのだけれど
自分の代わりはいくらでもいるという悲しみ。
世界に一つだけの花というけれど
その花は誰かの役に立つのか?
役に立たないとしたら、
なぜ咲いているのか。
こんなことを悩んで、
ゆうちゃんは長い間もがいています。
小さなころから、ゆうちゃんは
親に勉強をしろと育てられました。
誰よりも勉強していい大学に行き
いい会社に入れ、それが幸せだ、と。
しかし小学校ではなんとか
トップクラスだった成績も中学でいじめられ、
勉強に手がつかなくなり、落ちこぼれていった。
いつしか親もゆうちゃんには期待しなくなった。
運動はできない、歌も下手。
人ともうまく話せない、性格も暗い
親に友達にも見捨てられて一人、
唯一のとりえの勉強も人並み以下になってしまった。
結構絶望してましたねー笑
でもなぜかここで諦めなかったんですよね
ここからが戦いだったんです。
これがゆうちゃんが死のうと思った瞬間
それと同時に「このくそったれな人生と戦おう」
と、そう思った瞬間のはじまりでした。
特別でないとわかってしまった自分で
人生をどう生きていくかって戦い。
誰よりも強く、賢くなれと育てられ
世界に疎まれ嫌われいじめられ
それでもゆうちゃんが生きているのは
なぜなのか。
今日はその話をしようと思います。
そのために僕が大好きな
ひとつの物語の話をしようと思う。
「星の王子様」というはなし。
知ってますか?
バラとケンカしてしまった王子様が
母星を飛び出して銀河の星々を旅して
地球にたどり着き、パイロットに旅の話を
聞かせる物語なんだけど
これが僕らの悩みについて考えるのに
ぴったりなんです。
サンテグジュペリって人が書いたんだけど
王子さまは一軒家より少し大きいくらいの
小さな小さな星で一輪のバラを育ててた。
王子様はそのバラをとてもかわいがっていた。
大切に思っていた。
水をやったり毛虫をとってやったり
いろんな話をしていた。
しかし、些細なことでバラと
ケンカ別れをした王子さまは
母星を飛び出します。
地球についた王子様はそこで
たくさんのバラに出会います。
美しいと思っていたバラが実は
ありふれたものであると気づいてしまうのです。
王子さまは深く悲しみます。
この王子様の悲しみは僕たちが
自分に抱く悲しみと似ています。
ゆうちゃんは小さい頃
特別になろう思っていました。
親の期待に応え勉強しよう、
かしこくなろう、特別になろうと
頑張っていました。
でも、いじめを経験して
初めて自分を否定されました。
「しんじゃえ」
という言葉は強烈です。
自分はいなくていい存在だということを
0.5秒で知ることができる。
そして気づいてしまう。
自分が人間っていうありふれた動物の一個体で
特別な存在なんかじゃ全くないってことに。
ゆうちゃんにしてみれば、
いじめに遭ってから周りの人たちは
みんなゆうちゃんより美しいバラに見えた。
社会の役に立たない自分なんかより
よっぽど美しくて強い人たち。
ゆうちゃんは、なんだかくすんだ色をしてて
みるからにきったなくてみすぼらしい。
花屋さんに置いといたら
捨てられちゃうようなバラに思えた。
王子様もこんな風に悲しんだのかもしれない。
辛くなった王子様は狐に相談する。
「僕が愛したバラは特別なもの
じゃなくてありふれたものだったんだ。」
そうすると狐が言ったんだ。
「もう一度たくさんのバラたちを見てきてご覧、
君の星のバラがやはりこの世に特別だとわかるから」
そして改めてバラを見た王子さまは
自分がそのバラに費やしてきた時間が
バラを特別にしていたことに気づくんです。
その様子がすごく感動的なんですよ!
ここは本文を抜粋しますね。
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「もちろん、ぼくの大切なバラを見ても、
ただの通りすがりの人たちは、何も感じないだろう。
でもぼくにとっては、そのバラは、
きみたちをぜんぶ合わせたよりも、
はるかに大事なんだ。
なぜって、ぼくが水をやったのはあの花だから。
ぼくがガラスの鉢をかぶせてやったのは、あの花だから。
ついたてを立ててやったのは、あの花だから。
愚痴をいったり、自慢したり、
黙っちゃったりするのを聞いてやったのは、
他ならぬあの花だから。
あれが、ぼくの花だから」
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僕らもバラとおんなじなんじゃないのかな?
周りと比べて特別なことなんてないと思う。
特別だから➡自分を好きになるなんて難しい。
でも、僕が思うに、自分を特別にするのは
自分が自分のために悩んだ時間や
自分を励ましてあげたこと。
頭が痛くなるほど泣いた夜とか、
できそこないの自分を悲しんだ日とか
そんな風に、毎日自分について考えること。
ゆうちゃんがゆうちゃんの幸せのために
唯一してあげること
それは自分のことを
一生懸命考えてあげることだとおもう。
あなたも同じじゃないかな?
他人と比べて優れてるところ、特別なところ
探していませんか。
それって逆に自分を他人と比べてばかりの
ありふれたやつにしちゃってませんか?
でも、自分のことを思って、
自分のために掛ける時間なら
自分との戦いでしょ?
自分を大切に思ってあげる時間が
自分を本当に特別で大切なものにするんです。
ゆうちゃんはそうやって考えると
生きていてもいいんだって思えてきます。
読んでくれてありがとうございました。
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ありがとうございました。
ゆっくり休んでください。
ゆうちゃん